【全国高校サッカー選手権大会2回戦。神村学園日髙元選手、公式戦初ハットトリックで存在感を示す】

公式戦初ハットトリック。
それは偶然ではなく、積み重ねの先にあった必然だった。
全国高校サッカー選手権初戦。
神村学園の攻撃を牽引したのは、FW・日髙元選手だった。
今年怪我に苦しんだエースはここでその実力と存在感をアピール。
3得点という結果だけでなく、その一つひとつに「準備」と「チームとしての共通意識」が色濃く表れていた。
―― まずはハットトリック達成、おめでとうございます。今の率直な気持ちは?
日髙選手
個人としては得点王を狙っているので、そういう意味ではいい入りだったかなと思います。
―― 得点シーンを振り返ってください。3点とも形が違いました。
日髙選手
1点目はコーナーキックの流れでした。最後は自分が触る形でしたけど、本音を言えば一発で決め切りたかったですね。
2点目はクロスがすごく良くて、ファーで準備できていました。ああいう形は自分の得意な形でもあります。
―― 決定力については、ご自身ではどう感じていますか?
日髙選手
正直、自信があるというほどではないです。
でも自主練でいろんな形のシュートを練習していて、3点目は本当にずっとやってきた形だったので、入ってくれて良かったです。
―― チームとして折り返しからの連携も非常に良かったですね。
日髙選手
練習から、ただ立って待つんじゃなくて、相手をブロックしたり、味方が打ちやすいコースを作ることを強く言われています。
そこを全員で意識できていたのが大きいと思います。
―― 神村学園の攻撃の強みは?
日髙選手
攻撃的なチームですし、どこからでも点が取れるのが強みだと思います。
―― 選手権初戦でしたが、緊張は?
日髙選手
1年生の頃から出させてもらっているので、緊張はあまりなかったです。
チームとしてもいい入りができて、この結果で終われたのは良かったと思います。
―― 公式戦では初めてのハットトリックだそうですね。
日髙選手
復帰してからは初めてですね。公式戦では多分初めてだと思います。
怪我から戻って、なかなかうまくいかない時期もありましたけど、仲間が合わせてくれたり、自分の動きも良くなってきた感覚はあります。
ただ、まだまだ決定力は上げないといけないと思っています。
―― 今大会、個人としての目標は?
日髙選手
やっぱり10点ですね。
―― そして「夏冬2冠」への思いも。
日髙選手
インターハイを取って、冬も取りに行く。その気持ちでやっています。
個人としても、進路の幅を広げたいですし、将来的にはプロを目指しています。
大学に進むとしても、そこでしっかり結果を出したいと思います。
初戦で示した、エースの現在地。
その視線は、すでに次のゴールへと向いている。
