「印象に残った藤澤涼架さんの記事を3つ選んでほしい」。この企画の担当記者から言われて困った。Mrs. GREEN APPLE(以下ミセス)がデビュー10周年の今年は話題が盛りだくさんで、どれも印象深かったからだ。「ミセスで1番好きな曲は?」と聞かれるのと同じで、選びきれない。長野市出身の藤澤さんの活躍を伝えることで、長野県が明るくなって子どもたちの希望にもなれば。そんな思いでこの1年記事を届けてきた。藤澤さんも地元が「大好き」と話し、さまざまな場面で「長野愛」を発信している。そこで、今回は「藤澤さんと長野県」という視点で印象深かった記事を選んでみた。(井口文)
担当記者が選ぶ今年の藤澤涼架さん記事3本■長野県でもレアな青リンゴ、“大使”のミセス効果でブレイク期待(11月4日)
ミセスとして藤澤さんがついに故郷の大使に就任。しかも、バンド名の「青リンゴ」つながり。しかも、メンバーの大森元貴さんはリンゴアレルギー。驚きと喜びがあふれるニュースだった。取材をする中で、品種によっては今回の大使就任の発表より前に収穫最盛期を迎えた青リンゴもあり、今年に限らず継続した取り組みになってほしいとも思った。
ちなみに、任命式ではメンバー3人が青リンゴクイズに挑戦し、青リンゴの品種を当てる3択問題で唯一正解した藤澤さん。「さすが長野出身!」と思いきや、全問正解がかかったラストの王林の皮を選ぶ写真問題では唯一不正解となり、ちゃんとオチをつけてくれた。→記事を読む
■藤澤涼架さんが長野県の母校で涙 特番で語った音楽の原点(11月19日)
番組は長野県内だけで放送されたので、県外から泊まりがけで長野県に放送を見に来たJAM’S(ミセスのファン)もいたほど注目を集めた。放送前から全国放送を望む声がSNSで相次ぎ、TVerでの配信が発表された際には全国のJAM’Sが喜んだ。
番組で藤澤さんは、再編統合される小諸高校と、「地域展開(地域移行)」に伴い廃部になる長野市柳町中の吹奏楽部というともに「ラスト」を迎える母校を訪ねた。懐かしそうな表情からは音楽に打ち込んだ学生時代が目に浮かぶようで、日本のトップアーティストが本当に長野県で育ったのだと身近に感じた。交流した子どもたちのうれしそうな顔も印象的だった。→記事を読む
■藤澤涼架さんが番組で紹介、長野県限定販売のカップ麺が話題 地元やネットでは売り切れも(3月14日)
私も番組を見ていたが「みんな買いに来るのでは…」と思い放送翌日に取材をすると、売り切れている店があったので記事にした。藤澤さんが紹介した「ホームラン軒 信州みそ仕立て みそラーメン」を、私もこれを機に初めて食べた。「これが藤澤さん思い出の味か」と思いを巡らせながら、麺をすすったJAM’Sも多いのではないか。
記事を出したのは3月だが、最近でも藤澤さんが紹介したことを伝えるポップが地元の販売店にあったり、藤澤さんの紹介で食べたといった投稿をSNSで見かけたりする。藤澤さんの影響力の大きさを強く感じた。→記事を読む
【番外編】■ミセスらしいエンタメ追求 藤澤涼架さん、活動の新章を見据え(10月22日)
手前みそになるので「番外編」とするが、信毎選賞を受賞したことにも触れたい。藤澤さんが個人で賞を受けるのは、ミセスの活動の中で初めてとのこと。贈呈式に寄せたビデオメッセージで「長野県出身アーティストとして誇りとされ、あんなふうに自分のやりたいことに突き進めるような大人になりたいと思ってもらえるように頑張っていきたい」と語った藤澤さん。
ミセスの活動は1月1日から「フェーズ3」という新たな幕を開ける。これからも自分たちの信じた道を突き進み、たくさんのワクワクを届けてくれることを期待している。ミセスにとってフェーズ3もGOOD DAYな日々となるよう、長野県からエールを送りたい。→記事を読む
井口文記者のプロフィル