Shutterstock-mark reinstein ※写真はイメージです
メキシコシティ議会で開かれた立法会議が、ある意味“熱い議論”の場となったーーとはいえ、議論といっても口だけの話ではなく、実際に髪を引っ張り合い、叫び合い、押し合いへし合い…政治の場が、突然乱闘騒ぎになった動画がSNSで拡散している。
事の始まりは12月15日。右派・国民行動党(PAN)の議員らがある議題の内容に抗議し、演壇を占拠したことだった。これに対し、左派・与党モレノ党(MORENA)の議員らが応酬し、気づけば演壇には議員たちがギュウギュウ詰め。
立つスペースすらろくにない中で、二人が口論を始めた瞬間、周囲の議員たちにも火が付き、怒号、押し合い、髪を引っ張るという流れで見事に大乱闘へ発展した。
映像では、議員が互いの髪をつかみ、肩を押し合い、横から別の議員が割り込む姿も確認できる。冷静な議論はどこかに消え去り、「民主主義の現場…?」と視聴者を困惑させる展開となった。
その様子が撮影されSNSで拡散されると、「子どものケンカ」「政治の品格が失われている」と批判が殺到。政治不信を象徴する映像として波紋を広げている。
乱闘後、双方の政党はそろって暴力を非難。与党側は「野党が論理より暴力に頼っている」とコメントし、一方で野党側も「与党が卑劣で攻撃的」と発言し、互いに“自分は悪くない”スタンスを堅持した。
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実は“前科あり”のメキシコ議会
今回の出来事、実は珍しい話でもない。今年8月にも、上院の有力議員2名が殴り合い寸前のトラブルを起こしており、今回はその続編と言わんばかり。
議会=討論の場のはずが、最近のメキシコでは議会=格闘技大会と、恒例行事になっているのかもしれない。
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@nbcnews A proposal discussion between #MexicoCity ♬ original sound – nbcnews
【動画】ただ大人が揉めているようにしか見えない…メキシコシティの議会の様子。
