東京に居ながらにして、あの古都・奈良の奥深い魅力をまるごと体験できる場所があるのをご存知ですか?

新橋に拠点を構える 「奈良まほろば館」 は、奈良県が誇る歴史、文化、そして味覚を東京で発信する、まさに“奈良への扉”とも言える存在です。

ただのアンテナショップとは一線を画し、毎月趣向を凝らした多彩なイベントや講座、展示会が開催されているんです。今回は、私が特に注目した、知的好奇心と五感を刺激する3つのイベントをご紹介します。

nara mahoroba

東京の真ん中で「奈良時間」を刻む、その魅力とは?

「奈良まほろば館」は、2009年に日本橋で開館後、2021年には新橋へ移転・リニューアルオープン。より多くの人々に奈良の魅力を届けようという意気込みが感じられます。

1階には、柿の葉寿司や大和茶など奈良が誇る名産品がずらりと並ぶショップと、気軽に奈良の味覚を堪能できる「Cafe&Barまほら」が。さらに、旬の観光情報を教えてくれる案内コーナーもあり、まさに旅の計画を練るにはうってつけの場所です。

2階に上がると、イベントルームと、奈良の風土と歴史を感じさせる料理が味わえるレストラン&バル「TOKi」があります。ここでは、ただ奈良の品物を買うだけでなく、実際に五感で奈良を体験し、学ぶことができるのが最大の魅力だと私は感じました。

知的好奇心を刺激する、珠玉のイベントラインナップ

奈良まほろば館では、2026年1月と2月にかけて、心に残る体験ができるイベントが目白押しです。

1. 日本遺産も世界遺産も!知って味わう奈良時間

あなたは奈良の「世界遺産」はいくつ言えますか?そして、「日本遺産」についてはどうでしょう?
このイベントは、歴史好き、旅好きにはたまらない内容です。日本遺産ソムリエと世界遺産マイスターという、まさに「奈良のプロフェッショナル」が、その深い知識と独自の視点で奈良の魅力を語り尽くします。

単に歴史的事実を羅列するだけでなく、「旅のおすすめスポット」や「奈良の味覚」も紹介されるとのこと。まるで東京にいながら、彼らのナビゲートで奈良を巡っているかのようなバーチャル奈良旅が体験できるはずです。歴史の重みに触れつつ、美味しいもので心も満たされる――こんな贅沢な時間が、たった3,500円で手に入るなんて、コスパも抜群だと感じました!

奈良をテーマにしたイベントの告知画像。鹿の写真、建造物の写真、イベントの日時などが記載されている。

日時: 2026年1月18日(日)
①13:30~14:30
②16:00~17:00
講師: 『旅と日々とラジオと』水木 彩也子氏、 『行きたくなる世界遺産!』ミド氏・KANAE氏
参加費: 各回 3,500円
定員: 各回36名(申し込み順)
場所: 2階イベントルームA

2. 「明るいこころ」~薬師寺東京別院の教えと癒しの時間~

現代社会で忙しい日々を送る私たちにとって、「明るく、楽しく、感謝の気持ちをもって生きるヒント」は、何よりも求めているものではないでしょうか。このイベントでは、薬師寺東京別院の輪番である安田 奘基(そうき)執事から、心の平穏を見つけるための貴重なお話を聞くことができます。

さらに特筆すべきは、両日とも開催時間内であればお写経を体験できる点です。仏様のお言葉を丁寧に書き写すことで、心が研ぎ澄まされ、日常の喧騒から離れた静かなひとときを過ごせることでしょう。まるで奈良の寺院にいるかのような、非日常的な癒し体験は、1,500円という参加費以上の価値があるはずです。

そして、このイベントと合わせてぜひ訪れたいのが、1階ギャラリーで開催される 「金堂復興五十年記念 奈良・薬師寺花会式パネル展」 です。薬師寺の「花会式」は、造花が本尊に供えられる華やかな行事。3月の本番には「鬼追い式」も行われるなど、見どころ満載です。パネル展でその荘厳な様子に触れることで、薬師寺の歴史と信仰の深さをより身近に感じられるでしょう。

仏像の前で祈りを捧げる僧侶の画像です。

「明るいこころ」開催概要

日時:

2026年1月27日(火)①13:30~14:30、②17:30~18:30

2026年1月28日(水)①13:30~14:30、②17:30~18:30

講師: 薬師寺東京別院輪番 安田 奘基氏

参加費: 1,500円

定員: 各回50名

場所: 2階イベントルームA

「金堂復興五十年記念 奈良・薬師寺花会式パネル展」開催概要

期間: 2026年1月24日(土)~2月6日(金)

場所: 1Fギャラリー

3. 第11回奈良の醤油屋祭り「Myしょうゆ造りセミナー」in TOKYO

食にこだわりを持つ方、手作りの喜びを感じたい方には、この「Myしょうゆ造りセミナー」がおすすめです。奈良で作られた種諸味と醤油麹を使い、自宅で醤油を育てるという、なんともロマンあふれる企画です。

教室で講義を受けている学生たちの写真。

このセミナーの醍醐味は、単に作り方を教わるだけでなく、家庭で諸味(もろみ)を発酵・管理する過程を通じて、「醸造」という深遠な営みを肌で感じられること。時間の経過と共に変わっていく発酵の姿を観察し、 「育てる」喜びと「待つ」楽しみを体験できるでしょう。秋には、その愛情を込めて育てた諸味を搾り、自分だけの「Myしょうゆ」として食卓で味わえるなんて、想像しただけで心が躍りますね! 参加費3,000円で、この貴重な体験と、完成した Myしょうゆが手に入るなら、これは見逃せません。

日時: 2026年2月14日(土)13:30~15:00
講師: 奈良県醤油工業協同組合
参加費: 3,000円
定員: 36名(申し込み順)
場所: 2階イベントルームA

奈良まほろば館 基本情報

東京で奈良を満喫するなら、まずはこちらをチェック!

名称: 奈良まほろば館
所在地: 東京都港区新橋1-8-4 SMBC新橋ビル1F・2F
最寄り駅:
東京メトロ銀座線・新橋駅1番出口より徒歩約3分
JR新橋駅銀座口より徒歩約3分
営業時間:
1階Shop:月~日曜日/11:00~20:00
1階Cafe&Barまほら:月~日曜日/11:00~19:30
2階TOKi(Restaurant):火~土曜日/12:00~15:30・18:00~22:00
2階TOKi(Bar):火~土曜日/12:00~15:00・17:30~22:30
観光案内:平日/12:00~17:30
奈良県事務所(移住相談):平日/9:15~17:30
※詳細や定休日はお店にお問い合わせください。
公式ウェブサイト: https://nara-mahoroba.pref.nara.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/mahorobakan/
Facebook: https://www.facebook.com/naramahorobakan/

あなたも「奈良時間」を体験してみませんか?

今回ご紹介したイベントは、東京に居ながらにして奈良の歴史、文化、食、そして心の豊かさに触れることができる貴重な機会です。古都奈良の魅力は尽きることがありませんが、まずはここ「奈良まほろば館」で、その入り口を覗いてみてはいかがでしょうか? きっと、あなたの日常に彩りを与え、新たな発見をもたらしてくれるはずです。

各イベントは定員制ですので、気になる方はぜひ早めに公式ウェブサイトで詳細を確認し、申し込みをしてみてくださいね!