掲載日
2025年12月22日
100年以上前にフランスのアキテーヌ地方で創業したロンディノーは、北ヨーロッパ市場に照準を合わせるとともに、ドイツ、スペイン、イタリアでもプレゼンスを確立する計画です。
Rondinaud
これは、地理的表示保護(PGI)認定と、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にまで届く評判を追い風に、従業員15人の同社が成し遂げようとしている挑戦です。MoMAのミュージアムショップでは、ラ・ロシュフコーに拠点を置く創業100年超の企業が手がける、伝統的な接着剤不使用のシャランテーズを取り扱っています。
「PGI認定の獲得から米国での展開に至るまで、こうした評価と認知は、15人の従業員の価値と当社の専門性の高さを示すものであり、大きな誇りです」とオリヴィエ・ロンディノー氏は述べています。「私たちの目標は、シャラントの真の大使であるこのシャランテーズを、ヨーロッパの家庭における快適さとスタイルの定番にすることです」。
同社の欧州での展開は、現在約500の販売拠点(自社ブティックおよびマルチブランド小売店)と、全ラインナップを掲載するオンラインポータルから成る小売ネットワークに支えられています。
アトリエ・ロンディノーが北ヨーロッパをターゲットにしている理由は、当然ながら気候にあります。同社は「季節性と“コクーニング(巣ごもり)”の文化は、ウールフェルト製のシャランテーズ(年間のフェルト使用量は約38トン)の特性にぴったり合致します」と述べています。
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現在、生産は1日あたり450~500足に達しており、同社は2024年に9万足以上を販売。2025年の会計年度には、売上高が190万ユーロに達する見通しだとしています。
