掲載日

2025年12月19日

サンドロは、メキシコ・ロス・カボスでのブティック開業と、チリ・サンティアゴでの初の店舗オープンを含む、ラテンアメリカでの2件の新規出店を発表しました。これらの出店は、現地パートナーとの協業を通じて将来性の高い市場でのプレゼンスを強化する、パリ発ブランドの国際展開戦略の一環です。

チリのサンティアゴにあるサンドロのブティックチリのサンティアゴにあるサンドロのブティック – DR

サンドロは1984年、エヴリーヌ・チェトリテによりパリで創業し、コンテンポラリーなポジショニングのプレミアムなプレタポルテブランドとして地位を確立しています。同ブランドは現在、Maje、Claudie Pierlot、FursacとともにSMCPグループに属しています。SMCPは中国の山東如意集団の過半数支配下にあり、直営ブティックとフランチャイズ・パートナーからなるネットワークを基盤に国際展開を推進しています。

最初の出店はメキシコで、ロス・カボスのÁnima Villageに新たなブティックをオープンしました。この新しい商業・文化地区は、自然景観に溶け込む建築環境のもと、80以上の国際ブランドや飲食店、ギャラリーが集積する、同国を代表するラグジュアリー拠点へと発展しています。12月初旬に開業したサンドロのブティックは、159平方メートルの売場面積を有し、ウィメンズおよびメンズの全コレクションを取り揃えます。内装は、コンテンポラリーなライン、上質な素材使い、ミニマルで洗練された雰囲気といったブランドのコンセプトを体現。本出店はRetail Fashion Groupとのパートナーシップによるもので、メキシコにおけるサンドロの販売拠点は21店舗となりました。

2件目の出店は、サンドロのチリ市場参入を告げるものです。首都サンティアゴのショッピングセンター「Parque Arauco」のラグジュアリー特化ディストリクト内に初のブティックを開業し、ここは首都でも屈指の高級エリアとされています。店舗面積は142平方メートルで、同店でもウィメンズとメンズのコレクションを展開し、メゾンのエレガントでモダンな世界観を映し出します。本オープンはLeuru Groupとの提携によるもので、サンドロの地域展開における重要な節目となります。

これら2つの新規拠点を通じて、サンドロはラテンアメリカでの拡大を加速させ、現地および国際的な顧客層とのつながりを一層強化します。この動きは、2025年10月にアルゼンチン・ブエノスアイレスで同ブランド初のブティックをオープンしたことに続くものです。世界全体では、サンドロは欧州、北米、アジア、中東の主要市場で750を超える販売拠点を展開しており、ラテンアメリカではパラグアイとウルグアイでの新規出店も計画しています。フランスでは、64のコーナーを含む143の販売拠点を有しています。

こうした成長戦略はSMCPグループ全体の堅調な業績とも呼応しており、同社の2024年の売上高は12億1,000万ユーロで、その約半分をサンドロが占めています。