ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.12.19 13:16

李在明(イ・ジェミョン)大統領は19日、南北関係改善問題に関連し「忍耐心を持って先制的に、主導的に南北間の敵対が緩和されるように、信頼が少しでも芽生えるように、最善の努力をするべきではないかと考える」とし「その役割は統一部がすること」と述べた。

李大統領はこの日午前、政府ソウル庁舎で開かれた外交部・統一部など部処業務報告で「大韓民国は分断国家であるため統一部の役割は意味があり重要だ」とし、このように話した。

李大統領は「最近の南北関係を見ると本当に敵になったような感じがする」とし「過去には敵のふりをしていたようだったが、最近は本当の敵になっていくようだ」と伝えた。

続いて「北と我々が民族共同体という価値に関する話はしないとしても、現実的な必要で見ると、あえて激しく争う必要はなく、敵対性が強まれば経済的な損失に直結するのではないか」とし「にもかかわらず不必要に対決的な政策をしたことで本当に憎悪することになったようだ」という見方を示した。

李大統領は「北が全境界線にわたり三重鉄柵を設置し、橋、道路を断ち、壁を築いているが、このようなことは数十年間で初めて」とし「なぜそうか。我々はそのように教育を受けたり宣伝を受けたりしてきたが、北が南侵をしようとする、軍事的に韓国を狙っている、このような話もたくさんし、また、そのような主張も根拠があるように見えるが、現実を見ると、北はひょっとして韓国が北侵しないかと心配して三重鉄柵を設置し、タンクが越えてくるのではと思って防壁を築いて道路を遮断しているかもしれない」と述べた。

また「(北は)もう敵対的な二つの国家にしようとし、南側でも不倶戴天の敵と主張する」とし「南北間で意思疎通し、協力し、共存・共栄の道を進むべきだが、今は針の穴ほどの余地もないようだ」と話した。

続いて「北側の戦略かもしれないが、一方で見れば接触自体を基本的に拒否するこうした状況を我々の立場では忍耐心を持って改善していかなければいけない」とし「容易なことでないのは明らかだが、それでもあきらめることではないことも明らかだ」と強調した。

外交分野に関しては「最近のような国際秩序が急変する変動期には外交の役割がさらに重要だ」とし「平和が最も確実な安保政策だが、平和も外交が最も大きく影響を及ぼすのではないかと思う」と述べた。

李大統領は「最近、経済分野で国際競争が激しくなっているが、外交は結局、経済領土を拡張するのに最も大きな役割をすると考える」とし「外交部がよく準備しているようだが、在外公館が文化進出、経済領土拡張の橋頭堡、尖兵の役割をするべきだと考える」と語った。

そして「過去のように形式的な業務遂行でなく能動的な業務遂行を通じて大韓民国の領土を拡張し、大韓民国の運命を背負っていると考えてほしい」と強調した。