【画像】石川の相撲界から新星・大森選手

相撲王国・石川から新たな逸材

「(稽古は)週6くらい。無理している感覚はないです。日々、稽古を通して強くなることが自分の望みなので…」

穴水町出身の大森選手が相撲を始めたのは小学1年生のときだった。

「校内相撲大会で優勝したときに誘われて、気が付いたら(相撲教室に)入部していました」

そこから6年生まで相撲を続け、県大会で入賞するなど結果を残していたが、当時の大森選手にとって相撲は必ずしも続けたい競技ではなかったようだ。

「(相撲を)やりたくないなと思っていたので、1回ほかのことをやってみたいと思って野球をやっていました」

「強くなりたい」一心で再び土俵へ

「あまりその時は考えていなかったですね。格闘技をやって強くなりたいなって」

「強くなりたい」―その一心で再び相撲の世界に戻った大森選手は、強豪の金沢学院大学附属高校に進学。高校から大学までの7年にわたって大森選手を指導してきた大澤惠介総監督は、入学当初の印象をこう振り返る。

「動きがすごく速い選手で、でもここまで強くなるとは思っていなかった。もっと時間がかかるのかなと」

しかし、大森選手は周囲の予想を上回るスピードで成長。高校3年生のときには、インターハイと高校相撲金沢大会で全国2位に輝いた。その実力を認められ、大の里の出身校である日本体育大学や、同じ穴水町出身で元小結・遠藤の北陣親方が通っていた日本大学からもオファーがあったという。