毎年のことですが、京都「南座」に師走告げる「まねき上げ」が上がると、今年も終わるんだなぁと感慨深い気持ちになります。

四条通りがとっても華やかになる師走。
2025年の南座で開催される「吉例顔見世興行」では、松竹創業130周年という節目の年に尾上菊五郎さん親子襲名披露が行われます。

襲名をされた尾上菊五郎さんは、映画「国宝」で話題となった女形舞踊の大曲「鷺娘」で圧巻の舞を披露されます。
また菊之助は、とっても可愛い襲名披露狂言となる「玉兎」を!
「玉兎」は「かちかち山」を題材に作られている演目です。

チケットはすでに入手困難となってます。
私の友達も千秋楽までチケットがなかなか取れないという話を聞きました。

劇場内もお祝いの祝儀でいっぱいです。
特に師走の『顔見世興行』は東西の歌舞伎俳優が揃いということで、お客さまも興奮されているのがよくわかります。

『當る午歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎』

昼の部では、いきなり「醍醐の花見」で華やかな歌舞伎を満喫します。
「高津商会」の小道具たちも活躍する時代劇ドラマなどでも知られる松本幸四郎さんや愛之助さんらが熱演する「一條大蔵譚」。
とってもユーモア溢れる優しさが滲み出てる幸四郎さんの演技に惚れ惚れしました。

映画“国宝”でも話題の歌舞伎ですが、本物の国宝である仁左衛門さんは、昼の部で「俊寛」を演じてました。
ドキュメント番組で以前、歌舞伎の演目『平家女護島 俊寛』で、鹿児島県硫黄島に流罪となった俊寛僧都の伝説を元に、十八代目中村勘三郎(当時勘九郎)が島で上演を始め、その遺志を継ぎ息子の中村勘九郎(六代目)と七之助が、勘三郎の十三回忌追善として2024年に再び上演したのを見てました。
その時の感動が目の前で再現されていることがとっても嬉しいのと同時に、周りの方々は涙を拭っていらっしゃいました。
勘九郎さんの迫真の演技、悲痛な叫びをあげる姿は、客席を感動に包んでました。

夜の部は、おめでたい「寿曽我対面」や、『弁天娘女男白浪』にて浜松屋見世先の場、稲瀬川勢揃いの場や、「口上」「三人形」などが拝見できます。

思わず買ってしまった「中村隼人」のカレンダー。
時代劇ドラマのスターの一人でもある「中村隼人」が出てくるたびに、小さな黄色い歓声があがってました。

いつもの「なだ万」さんのお弁当もいただきます。

今回は、蟹とローストビーフのお弁当をいただきました。あっという間に食べ終わってしまいました!

千秋楽までまだ少し。
京都の師走の風物詩、もう一回くらい見に行けるといいなぁ。
松竹創業百三十周年『當る午歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎』
京都府京都市東山区四条大橋東詰
Tel.075-561-1155(代)
2025年12月1日(月)~25日(木)
昼の部10:30~、夜の部16:30~
1等席 2万6000円、2等席A 1万3000円、2等席B 1万円、3等席 8000円、4等席 6000円、特別席 2万8000円
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/895
