
15日、事件を受け会見するアルバニージー首相。提供写真
[シドニー 15日 ロイター] – オーストラリアは過去30年で最悪の銃乱射事件を受けて、銃規制を強化する方針を示した。
オーストラリアは世界でも最も銃規制が厳格な国の一つとされる。アルバニージー首相は、銃所持許可証で認められる武器の数や有効期間などの課題に対応するため、銃規制を一段と強化し、全国的な銃器登録制度の構築を進めることで内閣が合意したと明らかにした。
検討中の措置は多岐にわたり、無期限の許可証の制限、個人が保有できる合法的な銃器の種類や改造に対する制限、許可証の付与対象をオーストラリア国民に限定する案などが含まれる。
アルバニージー氏は閣議前に記者団に「人の状況は変化し得る。時間の経過とともに過激化する場合もあり、許可証を恒久的に有効とすべきではない」と語った。
警察によると、容疑者は50歳の男と24歳の息子の2人で、父親は現場で死亡し、息子は病院で重体となっている。容疑者の氏名は公表されていない。治安当局によれば、容疑者の1人は当局に知られていたが、直ちに脅威とはみなされていなかったという。
国営放送のABCなど複数メディアは、この2人をサジド・アクラム容疑者と、その息子ナビード・アクラム容疑者だと報じている。バーク内相は、父親は1998年に学生ビザで入国し、息子はオーストラリア生まれの市民だと説明した。
警察によれば、父親は2015年に銃器許可証を所持し、登録済みの銃器を6丁保有していた。警察は所持銃器の詳細を明らかにしていないが、現場映像には、男らがボルトアクション式ライフルとショットガンとみられる銃を発砲する様子が映っている。
ABCニュースは、容疑者の車両内から過激派組織「イスラム国」(IS)の旗が見つかったと報じた。
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