
ウクライナ・オデーサ州のチョルノモルスク港で12日撮影の提供写真。Press service of the State Emergency Service of Ukraine in Poltava region/Handout via REUTERS
[キーウ 12日 ロイター] – ウクライナ南部オデーサ州の港湾2カ所で12日、ロシアが攻撃を実施し、食料を積んだ船を含むトルコ所有の船舶3隻が損傷したことが分かった。ウクライナ当局者などが明らかにした。
ウクライナのゼレンスキー大統領は今回の攻撃を受け、オデーサ州のチョルノモルスク港の船上で大規模な火災が発生し、消防士らが消火活動にあたる様子を写した写真を投稿。「これは、ロシアが現在の外交機会を真剣に受け止めていないだけでなく、ウクライナの通常の生活を破壊するために戦争を継続していることを改めて証明するものだ」と非難した。
同船を所有するジェンク・シッピングは声明で、ウクライナ時間午後4時(GMT午後2時)頃に攻撃を受けたと発表。「現時点では、乗組員に死傷者などの報告はない。現在入手可能な情報に基づくと、被害は限定的と思われる」と述べた。
ウクライナのクレバ副首相は「今回の攻撃は民間物流と商業船舶を狙ったものだ」とし、オデーサ州の港湾を狙った別の攻撃では民間企業の従業員1人が負傷したと述べた。
ウクライナ海軍報道官はロイターに対し、損傷した船舶は計3隻で、いずれもトルコ船籍であるとしたものの、それ以上の詳細は明らかにしていない。
トルコ外務省はチョルノモルスク港の被害を確認し、トルコ国民に負傷者が出たとの報告はないとした。
ロシア国防省はロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。
ロシアのプーチン大統領は今月2日、黒海でロシアの「影の船団」が攻撃されたことを受けて、黒海へのウクライナのアクセスを遮断すると警告していた。
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