W杯でF組に入った日本代表、対戦相手の「不確定事項」は26年3月に行われる欧州プレーオフの勝者だ。東欧を中心に、ヨーロッパ各国事情に詳しいセルビア人記者が、勝ち上がり国とF組順位をいち早く大胆予想した。(翻訳・構成:井川洋一)

勝ち上がりチーム、日本との相性を占う

 来年のW杯本大会で日本代表はグループFに入り、オランダ、チュニジア、そして欧州予選Bルートのプレーオフ勝者と戦うことになった。実に興味深い組み合わせだ。

 そしてまだ決まっていない欧州枠がどこになるかによって、興趣はさらに増すだろう。候補は、ウクライナ、ポーランド、アルバニア、スウェーデン。3月下旬に行われる一発勝負のプレーオフ準決勝と決勝を勝ち上がったチームが、北中米行きのチケットを手にする。

 ここでは大胆にも、そのチームを予想し、日本との相性を占ってみたい。

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 このプレーオフのミニトーナメントにも、W杯などと同じように、組み分けのポットがある。上記4カ国の順番そのままに、以下のようになる。

ウクライナ(ポット1)

ポーランド(ポット2)

アルバニア(ポット3)

スウェーデン(ポット4)

 準決勝でウクライナとスウェーデン、ポーランドとアルバニアが対戦し、それぞれの勝者が本大会への滑り込みをかけて決勝を戦う(いずれの対戦もポット上位チームのホームで行われる)。

常連でタレント集団のはずのスウェーデンだが

 この時点で、首を傾げている読者の方もいるかもしれない。ポットは公的なランキングなどをもとに決定されるもので(W杯などの国際大会ではホスト国もポット1に)、言い換えれば、その時点の“強い順”だ。なのにこの4カ国中、最もW杯に馴染みのあるスウェーデンがポット4となっているのは、なぜか。

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