日本代表vsブラジル代表 写真:Getty Images

 日本代表はFIFAワールドカップ北中米大会グループステージでオランダ代表、チュニジア代表、欧州予選プレーオフBの勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれか)との対戦することが決定。カタールW杯でドイツ、スペインを下し、2025年10月の国際親善試合ではブラジル相手に勝利したものの、一部では依然としてチュニジアとともに過小評価されているという。

 海外メディア『90min』は12月11日、北中米W杯出場国で「サプライズを起こす可能性があり、過小評価されている6つの代表チーム」を紹介。日本、メキシコ、コロンビア、FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)擁するノルウェー、カタールW杯ベスト4入りのモロッコ、グループステージで日本代表と対戦するチュニジアを挙げているが、森保ジャパンについてこう評している。

 「組織的な連携、戦術的規律、そしてレベルが上がり続ける技術力。日本代表はこれらのクオリティーを飛躍的に向上させた。チームは欧州主要リーグ、特にブンデスリーガで活躍する選手たちで溢れている。欧州サッカーのトップレベルに身を置く選手が増えたことで「サムライ」たちのポテンシャルは底上げされており、グループFにおいて強豪オランダを大いに苦しめるだけの力を十分兼ね備えている」

 その日本と対戦するチュニジアについては「攻撃的かつ組織的なサッカーを展開し、アフリカ予選で歴史的な快挙を成し遂げた。10試合で9勝1分、獲得可能な勝ち点30のうち28ポイントを積み上げ、無敗で予選を終えた」と、本大会出場までの道のりを紹介。

 「直近の親善試合では、ブラジル代表を大いに苦しめ(1-1)、カタールを圧倒した(3-0)。オランダと日本が同居するグループは彼らにとっても厳しいものですが、現在の好調な勢いが、予想外のグループステージ突破へ押し上げるかもしれない」と伝えている。 

 グループFは一見するとオランダを軸とした構図に見えるが、実際には日本とチュニジアが確かな成長と勢いを備えている。日本は欧州で磨かれた選手層を背景に高度な戦術理解を発揮し、チュニジアはアフリカ予選無敗という結果が物語るように安定した戦いぶりを続けている。

 こうした状況を踏まえると、このグループはどこが突破しても不思議ではないほど混戦であると言える。日本代表に求められるのは、外部の評価に左右されず、自らの積み上げてきた戦い方を貫くことであり、その先にこそ新たな歴史を切り拓く可能性が開けている。