英独仏首脳がトランプ氏と電話会談、ウクライナ和平案巡り協議

写真はマクロン仏大統領とトランプ米大統領。2019年12月3日、英ロンドンで撮影。Ludovic Marin/Pool via REUTERS

[パリ/ロンドン/ワシントン 10日 ロイター] – 英独仏首脳は10日、トランプ米大統領と電話会談を行い、米国が主導するウクライナ和平計画について協議した。

電話会談について記者団に問われたトランプ米大統領は、首脳らと活発な意見交換を行ったとし、今後の対応について協議するため週末に欧州で行われるウクライナのゼレンスキー大統領との会談に米国代表を派遣するよう要請されたと述べた。

ウクライナはホワイトハウスから早期に和平を実現するよう圧力を受けているが、ロシア側に有利な内容とみられている米国主導の和平計画に反発している。

英独仏が個別に発表した声明によると、首脳らはウクライナで強力かつ永続的な平和を実現するためのトランプ政権の仲介努力を称賛した。

英首相府によると、欧州3カ国の首脳はウクライナに公正で持続的な平和をもたらし、戦闘を終わらせるための取り組みに支持を表明。現在は「ウクライナだけでなく、欧州・大西洋地域全体の安全保障にとって極めて重要な局面にある」との認識で一致し、和平案に関する集中的な作業を向こう数日間続ける方針を確認した。

トランプ氏は、電話会談で自身と首脳らが「かなり強い言葉」を交わしたと述べたが、詳細は明らかにしなかった。また、ゼレンスキー氏が何年も選挙を実施しておらず、ウクライナが「深刻な汚職状況」に直面していると批判した。

「会談の前にいくつか知りたいことがあると伝えた」と述べ、「彼らはわれわれが週末の欧州での会談に参加することを望んでいる。彼らの報告内容次第で判断することになる」と語った。

英独仏は他の欧州諸国やウクライナとともに、ロシアへの大部分の領土明け渡しや北大西洋条約機構(NATO)加盟の目標放棄などの受け入れをウクライに求める米国の当初案を修正するため、ここ数週間作業を進めてきた。

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William James

William leads the UK Breaking News team, making sure Reuters is first to report key developments in political, economic and general news. He previously spent nearly a decade in Westminster as UK Political Correspondent and before that covered financial markets during the euro zone debt crisis.

Sam Tabahriti

Sam Tabahriti is a UK breaking news correspondent covering general and political news for Reuters. He has over five years of experience covering general news and three years covering business and legal news. He is also a keen cyclist and photography enthusiast.