公開日時 2025年12月11日 05:00更新日時 2025年12月11日 08:58
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8日深夜、震度6強の地震で被害を受けた、青森県八戸市の「琉球カフェちゅら亭」の様子(玉城翔多さん提供)
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琉球新報朝刊
「感じたことのない揺れ」「常に警戒が大切」―。8日深夜に起きた、青森県東方沖を震源とする地震。2日たった10日、青森県内に住む沖縄県出身者3人は、当時の緊迫感とまた起きるかもしれない揺れへの不安を吐露した。
「部屋の外で、やばいぞ!と焦った部員の声が聞こえた」。青森大学野球部2年の大城盛龍さん(20)=与那原町出身=は青森市の寮の部屋で経験したことのない横揺れを感じた。「例えるのが難しいが一種のアトラクションほどだった」と語る。
自身に被害はなかったが、友人はエレベーターに1時間閉じ込められた。大城さんは「地震後、6回ほど余震が続いた。再び地震が来ないか心配」と声を落とす一方、「大事な物を最低限持ち歩き、ニュースを見るようになった」と話した。
震度6強を記録した八戸市で飲食店「琉球カフェちゅら亭」を営む玉城翔多さん(44)=那覇市出身=は、店の泡盛ボトルや皿が割れ、8日から夜通しの片付け作業に追われた。店舗で揚げていたサーターアンダギー200個は地面に落ち、納品を見送った。
玉城さんは「ライフラインが止まった時に備えて常に対策した方が良い」と語気を強めた。
「3・11同様かそれ以上の揺れが、体感2分ほど続いた」と話すのは、三和テクノサービス(六ヶ所村)社長の根路銘尚人さん(66)=沖縄市出身。六ヶ所村の自宅で地震に遭った。避難経路に沿って落ち着いて行動できたという。根路銘さんは「日頃から住民同士がコミュニケーションを取るなど、事前の準備が大切だ」と話した。
