ポーランド初の原発建設に国庫補助、EUが承認 36年完成予定

写真はポーランドのトゥスク首相。ベルリンで12月1日撮影。REUTERS/Annegret Hilse

[ワルシャワ 9日 ロイター] – ポーランドのトゥスク首相は9日、同国初の原子力発電所の建設に対する国庫補助について、欧州連合(EU)欧州委員会から承認が得られたと明らかにした。欧州委も声明で、承認を発表した。

ポーランドは石炭火力発電からの脱却を目指し、バルト海沿岸に原発を建設する。着工は2028年で、36年の完成を目指す。

トゥスク氏は記者会見で、「600億ズロチ(約2兆6000億円)の資金全額を確保した。年内に最初の46億ズロチが国債証券として関係機関に届けられる」と説明。「ポーランド初の原発から電力ができるだけ早く供給されるよう、十分な勢いで建設を開始できる」と述べ、EUの承認を歓迎した。

エネルギー省副大臣は別の記者会見で、「原発により電力価格は相対的に下げられるだろう。今後40年間は無料で発電できるようになる」と強調。「世界で最も競争力のあるエネルギー価格を実現できると思う」と胸を張った。

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