トルコ、ロシア産ガス契約を1年延長 対米投資も検討

トルコのバイラクタル・エネルギー相。10月15日、ロシアのモスクワで撮影。REUTERS/Ramil Sitdikov

[イスタンブール 4日 ロイター] – トルコのバイラクタル・エネルギー相は、年末に期限切れを迎えるロシアとのガス輸入契約2件(総量220億立方メートル)について1年間の延長を最終決定したと述べた。

また、エネルギー源の多様化に向けて、米国のガス生産への投資も検討していることを明らかにした。

トルコはロシアにとって欧州で最後の主要なガス市場。トルコはロシア産の比率を持続的に引き下げており、現在は40%を割り込んでいる。

これとは別に、長期の液化天然ガス(LNG)購入契約を複数締結しており、LNGの多くを米国から購入している。

同相は、今後15年間で米国から最大1500カーゴ分のLNGを購入する契約のリスクをヘッジするため、米国のガス生産施設への投資を検討していると発言。

「ポジションをヘッジし、バリューチェーン全体を構築するため、米国市場の上流部門への投資を検討している」とし、国営企業のTPAOがシェブロン(CVX.N), opens new tabやエクソン(XOM.N), opens new tabなど米国のエネルギー大手と交渉を進めており、来月にも合意する可能性があると述べた。

米国は今年、トルコ第4位のガス供給国となり、シェアは14%となった。

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