【写真を見る】クマ目撃情報1000件超の岐阜県 ほぼ全てが冬眠に入ったか 冬眠明けどうなる?専門家「適正なクマの数に…ハンター育成も」

(岐阜大学 淺野玄准教授)
Q.この先クマが人里まで下りてくる心配は?
「もともとクマは警戒心が高い動物なので、人目に触れる所に出てエサを食べることはしたくない。エサを食べなければ、冬眠をやり過ごすことができないので、リスクを冒してでも出てくる」

淺野准教授によると、ここ10年で岐阜県内のクマの個体数は1.3倍〜1.4倍増え、そこにエサである“どんぐり”の不作がことしは重なり、目撃件数が増えたということです。

(淺野准教授)
Q.寒さによる冬眠の影響は?
「雪が降ったから冬眠するわけではない。エサをたくさん食べて脂肪を蓄えて、冬眠中のエネルギーを蓄えておく。そうして初めて冬眠が安心してできる」

■冬眠に入り目撃数減少も…「個体数のコントロールが必要」

ことしいっぱいは、エサを求めて動き回る個体も中にはいると思われますが、岐阜県ではほぼ全ての個体が冬眠に入ったと考えられると言います。

(淺野准教授)
「柿の実もどんどんなくなっていき、人里に近いエサもなくなりますので、目撃件数は減っていくと思う」

とはいえ、来年の冬眠明けの状況がどうなるか?懸念は残っているという淺野准教授は…

(淺野准教授)
「特に人里に近いエリアではクマの個体数が多いと、ちょっとした凶作でも街に出てくる。適正なクマの数に落としていく」

今後大事なことは、人がクマの個体数をコントロールすること。県が定める捕獲数の上限を引きあげること。そして、ハンターの育成も重要だということです。

CBCテレビ