【WEリーグ クラシエカップ グループステージ第2節 新潟L戦】アルビレックス新潟レディースをホームに迎えるクラシエカップ グループステージ第2節。連勝を目指すとともに、内容にもこだわって挑む
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チーム・協会

【CEREZO OSAKA】
ノジマステラ神奈川相模原との皇后杯3回戦から中7日。舞台をクラシエカップに移し、セレッソ大阪ヤンマーレディースはアルビレックス新潟レディースをホームに迎え、2025/26 WEリーグ クラシエカップ グループステージ第2節に挑む。

【CEREZO OSAKA】
先々週のオルカ鴨川FC戦、先週のN相模原戦と、皇后杯の2試合はフィールドプレーヤーのほぼ全員が起用され、チームの底上げとともにベスト8進出を果たす最高の成果を得た。松田岳夫監督の巧みな選手起用も光り、スタートから出る選手、途中から入ってギアを上げる選手、試合を締める選手とピッチに立った全員がそれぞれの役割を遂行。「勝つために全員がいい準備をして臨めたことが、結果にもつながったと思います」(米田博美)とチームの団結力はさらに深まった。負けたら終わりの1発勝負。トーナメントは“勝利が全て”な一方で、さらなる高みを目指す指揮官としては、内容に満足はしていない。「ノジマ戦にしても、勝ちはしましたが、ボールを動かすことは課題も残りました。蹴ってくる相手に対し、自分たちも蹴ってしまった」と振り返り、今節の新潟L戦へ向けては、「しっかりとボールを動かすこと。我々がやるべきことをもう一度、見つめ直してやっていきたい」と力説した。もちろん、プレッシャーがかかった状態でつなぐことはリスクも伴い、背後で起点を作れるFWに対し、長いボールを入れて陣地を取ることも有効な手段。あくまでゴールを奪い、勝利を目的にサッカーをすることは前提として、チームの質を上げていくために、成長し続けていくために、松田監督は技術の向上や状況判断の重要性を訴える。特に今節に関しては、直近は3バックで戦っている新潟Lが守備時は5-4-1で構えてくることも予想されるだけに、セレッソとしてもうまくパスを出し入れしながら有効なスペースを見付け、相手の守備を打ち破っていくことが求められる。

【CEREZO OSAKA】
守備に関しては、新潟Lの1トップ2シャドーを捕まえること、クロスをしっかりはね返すことがカギになる。リーグ戦での前回対戦、アウェイに乗り込んだ第7節では、左サイドの園田瑞貴のクロスから、ファーで川澄奈穂美に頭で決められ先制を許した。クロス本数リーグ4位、ファイナルサードへのパス数リーグ5位を記録している園田の左足には警戒が必要。良い状態でクロスを上げさせない守備を心掛けたい。中で競る選手、大外の対応も重要になる。今節は、なでしこジャパンに選出された白垣うのが不在の中で行われる一戦になるが、出場機会に飢えている選手は多い。「センターバックだけではなく、サイドバックも含めたディフェンスライン全体として、しっかり考えていきたい」と松田監督は話す。前回の新潟戦でWEデビューを果たした高校1年生の四本帆夏は、今ではすっかりCBの軸になっている。「練習からイージーなミスをなくすこと。コンディションもできるだけ疲労が蓄積しないようにケアすることを心掛けています」と、日に日に“プロ意識”は上がっている。今節に向けては、「(WEデビューした)前回の新潟戦でも自分が出た後に失点しています。足りないところが結果に出てしまったので、今回の試合では失点しないように、少しでも貢献したいです」と意気込む。また、皇后杯3回戦で怪我から復帰を果たした新井萌禾にとっては、今節、出場すれば、ホーム復帰戦となる。「欠場中は、スタジアムの上からヨドコウで勝っているチームの姿をずっと見ていて、嬉しい気持ちと早くピッチに立ちたい悔しい気持ちがありました。ヨドコウの雰囲気が好きだから、ここに立つためにリハビリも頑張っていました。試合に出たら、思いっきりピッチを駆け回りたいです」。WE初ゴールを決めて、「ここから」(新井)というタイミングでの負傷を乗り越え、戻ってきた背番号19。ピッチに入る際は、大きな拍手で迎えたい。

【CEREZO OSAKA】
3つのグループに分かれた各グループの1位に加え、2位のうち成績上位1チームもノックアウトステージに進出できるレギュレーションだけに、1位突破を目指すとともに、少しでも多くの勝点を積み重ねることも重要になる。グループステージの初戦を勝利で飾ったセレッソとしては、今節、連勝を果たし、グループステージ突破へさらに前進したい。経験豊富な選手と若手が融合した新潟Lは一筋縄ではいかない相手だが、ホームで戦えることもアドバンテージに変えて、スタジアム全体で圧をかけ、勝利を掴み取りたい。
(文=小田尚史)
