トランプ米大統領は先週、ベネズエラのマドゥロ大統領と電話で協議し、会談の可能性について話し合った。ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)が28日に報じた。米国はベネズエラ国内への軍事攻撃の可能性も視野に、同国への圧力を強めている。

  同報道によると、両首脳はそのような会談の計画はまだ立てていない。ルビオ米国務長官も電話協議に参加したという。NYTは事情に詳しい複数の関係者の話として伝えた。

  米国はここ数カ月に、ベネズエラへの圧力を強化。麻薬取引を標的とした麻薬対策作戦の一環で、トランプ政権はマドゥロ政権がこうした麻薬取引を主導していると指摘している。米国は航空母艦や軍艦を含む軍事的プレゼンスを同地域で増強し、米軍高官がカリブ海地域の指導者らと会談するなど、関与を強めている。

  米軍は、麻薬密輸に関与しているとされる船舶への攻撃を実施しているが、トランプ氏はこれらの攻撃をエスカレートさせ、ベネズエラ国内の標的を攻撃する可能性にも言及してきた。

   同氏は「陸上の方が容易だが、それも近いうちに始まる」と27日夜に述べた。

原題:Trump and Maduro Discussed a Possible Meeting, NYT Reports (1)(抜粋)