障がいのある人と現代美術の作家を包括的に紹介するグループ展

日本現代美術振興協会とオフィス・エヌは、障がいのある人の優れた作品を現代美術の作家の作品とともに紹介する展覧会「Exploring Ⅲ – かかわりから生まれる芸術のかけら -」をOsaka Metro本町ビルで2026年1月15日(木)から1月25日(日)まで開催する。本展は2025年1月に東京・南青山で開催された「Exploring II – 日常に息づく芸術のかけら -」に続く企画で、前回紹介しきれなかった“かたちとして留まりにくい表現”や“豊かな筆致など描く喜びが素直に顕れた絵画”など新たな角度の作品群を加え、表現を続ける人の根源を探る展覧会となる。adf-web-magazine-exploringⅢ-1

展覧会タイトル「かかわりから生まれる芸術のかけら」には、家庭・学校での経験、身近な動植物、素材、人との関係性などが反映される表現のユニークさを「言葉を超えて大切にしたい感覚」と捉える視点が込められている。作品紹介は「学びのかたち」「記しと気づき」「感じるものたち」の3つのキーワードから行われる。

出展作家

大江正彦 / かつのぶ / 勝山直斗 / 齊藤彩 / 高田マル / 中根恭子 / 平田安弘 / 松本国三 / 森本絵利

即興音楽ワークショップ日時:2026年1月24日(土)10:00〜11:00ゲスト:鈴木潤(鍵盤プレイヤー / 作曲家)定員:15名(事前申込・先着順)対象:3歳以上(小学生以下は保護者同伴)申込:フォーム(12月1日受付開始予定)かかわりから生まれる芸術のかけら

現代はAIとのやり取りが日常化した高度情報化社会だが、人は本来、周囲との関わりの中で経験を重ね、感覚や知恵を育んできた。言語でのコミュニケーションが難しくとも、造形表現によって自己を発露し、言葉では伝えにくい事物や感覚を提示する人々がいる。制限があるからこその予期しない発展、没頭し続けた時間が裏付けとなり、特別な表現が生まれる。その背後には家庭・学校での経験、身近な素材や生き物、人との関わりが静かに存在している。かたちに残りにくい表現は、他者が受けとめることで初めて世に知られる場合も多い。本展では、「学びのかたち」「記しと気づき」「感じるものたち」の3つのキーワードから作品を紹介し、鑑賞者自身の記憶や感覚を呼び覚ます体験を促す。現代社会で重要性が高まる「感性」や「人と人、周囲との関わり」について思索を深める場となることを目指す。

Art to Live プロジェクト

障がいのある人の作品を現代美術として紹介し、その社会的認知を広げることを目的としたプロジェクト。大阪府「2025 大阪・関西万博に向けた障がいのあるアーティストによる現代アート発信事業」として2024年6月にスタートし、本展を含め5つのプログラムを実施。府内の作品アーカイブも行っている。

「Exploring Ⅲ – かかわりから生まれる芸術のかけら -」開催概要

会期2026年1月15日(木)から1月25日(日)まで時間10:00〜19:00会場Osaka Metro 本町ビル 1階URLhttps://tinyurl.com/5n8p4jsc

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