アップルが「独り勝ち」、中国「独身の日」でスマホ販売押し上げ

写真はアップルのロゴ。2025年8月撮影。REUTERS/Dado Ruvic

[上海 27日 ロイター] – リサーチ会社カウンターポイントは27日、今年の中国「独身の日」セール期間のスマートフォン販売について、アップルのiPhoneの強い需要が販売全体の伸びを単独で押し上げたと明らかにした。

アップル(AAPL.O), opens new tabは、約1カ月に及ぶセール期間のスマホ販売のうち26%を占めた。全ブランドの合計販売台数は前年比3%増。

特にiPhone17の販売が好調だったという。アップルを除くと、スマホ販売は全体で5%減となり、「勢いを欠いた慎重な消費環境が反映された」としている。

中国では、長引く不動産不況や所得の先行き不透明感から消費者心理が冷え込んでおり、財布のひもが固くなっている。

今年の「独身の日」セールは11月11日に終了。期間中は中国の主要EC(電子商取引)各社が1カ月以上にわたって販促を展開したが、消費者の熱気は広がらなかった。

調査会社シントゥンの集計では、今年の「独身の日」のEC全体の取扱高は1兆7000億元(約2400億ドル)と、期間が短かった昨年の1兆4400億元から増加した。

スマホ市場では、華為(ファーウェイ)が大手の中で最も落ち込み、販売シェアは前年の17%から13%へ低下した。主力機種「Mate80」が今週発売されたばかりでセール期間に間に合わなかった。

小米(シャオミ)は販売シェア17%で2位だったが、主力の「Xiaomi17」シリーズの発売時期が早かったため、販売は前年を下回った。

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