ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のホークスビー暫定総裁は27日、追加利下げには高いハードルが存在すると述べ、金融緩和サイクルが終わりに近づいている可能性を一層強く示唆するシグナルを送った。

  ホークスビー氏は「中心的な予測は、来年を通じて変化がないという見通しと整合的だ」とインタビューで発言した。

  NZ中銀は26日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を2.5%から0.25ポイント引き下げ、3年ぶり低水準となる2.25%にすると決定した。初期段階にある景気回復を支えるため、追加の金融緩和に動いたが、中銀の最新見通しでは、0.25ポイントの追加利下げが来年決定される可能性はわずかであることが示唆された。

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  中銀は昨年8月以降、6会合連続で利下げを継続。7月は休止したが、8月に金融緩和を再開し、OCRの引き下げ幅は合計325ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達した。

  NZ中銀では、オア前総裁が任期を3年残し3月に突然辞任したことを受け、ホークスビー副総裁が総裁代行を経て、暫定総裁を務めてきた。新総裁にはスウェーデン中銀の第1副総裁だったアンナ・ブレマン氏が12月1日付で就任する。

原題:RBNZ’s Hawkesby Says Hurdle Is High for Any Further Rate Cuts(抜粋)