英予算責任局(OBR)の主要財政予測が予想よりも早く公表され、英国債とポンドが乱高下した。

  OBRが主要財政規則に対する政府の財政余力を220億ポンド(約4兆5300億円)と予測していることがトレーダーの間で明らかになり、これが市場予想を上回る規模だったことから、いったんは英10年債利回りが低下、ポンドは上昇した。

  だが、政府の歳出・歳入案に対する信頼性を疑う動きが次第に強まり、相場は反転した。

  みずほインターナショナルの欧州・中東・アフリカ(EMEA)マクロ戦略責任者、ジョーダン・ロチェスター氏は「借り入れを前倒しし、緊縮は後ろ倒しだ。英国の財務相がそれをやり通したことがあっただろうか」と問い掛け、「これまでよりも信頼性は低いが、リーブス氏は当面、財政規律を守る格好になる」と述べた。

  ポンドは英国時間25日午前の取引で0.3%高の1.3201ドルまで上昇したが、その後0.3%安の1.3125ドルまで売りに押された。英10年債利回りは4.42%から4.53%の間で揺れ動いた。

英国債が乱高下 | 上昇後に下落、OBRの財政予測で揺れ動く

 

 

 

原題:UK Bonds, Pound Swing as Key Fiscal Forecasts Released Early(抜粋)

— 取材協力 James Hirai