2012年の定期検査から13年間、柏崎刈羽原発は全ての原子炉が停止しています。
福島第一原発の事故以降、東京電力で再稼働した原発はまだありません。
【写真を見る】東京都民や福島県民は『再稼働』についてどう受け止めているのか?【東京電力 柏崎刈羽原発】
東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の“再稼働”について、福島第一原子力発電所が立地する福島県民と、電力の消費地である首都圏の人たちは、それぞれどのような思いで受け止めているのでしょうか?
■原発事故を経験した福島県民
「福島の原発がまだ終わっていないというか、終息していないのに、再稼働はおかしいかなと思います」
「安全性の担保をきちっとやったうえでの再稼働はわかるが、その評価の“信頼性”が、地域の人だけではなく日本全体でどれだけ理解できるか、信頼できるか、が大事かなと思います」
「クリーンエネルギーとして原発は有効な手段なのでしょうけど、もし何かあれば、あのようなことになれば、どうにもならないことなので難しいですね」
福島第一原発事故により避難を余儀なくされた双葉町の住民は、複雑な胸の内を明かしました。
「腹立つ部分はいっぱいあります。ただ自分をはじめ周りの人、双葉町の場合は特に、原発によって半世紀ちょっとの生活圏ができた部分があります。そういう意味で、一概に反対賛成って、地元としては逆に言いづらい部分もいっぱいあります」
また、中間貯蔵施設に土地を提供している大熊町の男性はこう話します。
「自分たちが今まだ、帰還困難区域とか立ち入れない場所がある。そういった苦しみをまだ背負ってる中での再稼働っていうのはよほど覚悟してやるんだろうな」
■電力の消費地・東京
「決して新潟に犠牲を強いるわけではないですけれども、再稼働は止む無しと思います。電気代を下げるためにも必要でしょうし」
「結婚して一時福島に住んでいたので、皆さん大変だったなっていうのがあって、原発に頼るのもなんか心配だな、っていう気持ちはすごくありますね」
各地で交錯するさまざまな思いのなか、東京電力は原発再稼働への歩みを進めようとしています。
新潟放送
