数カ月前、Googleが「Chrome」ブラウザーに長らく要望されていた新機能「縦型タブ」を導入するとの報道があったが、その時がついに来た。Chromeで縦型タブを正式に試すことができるようになった。

 タブの位置を従来の画面上部からサイドバーへ移動させるという変更は一見小さなものに思えるが、この機能は愛好者が多く、すでに「Edge」「Vivaldi」「Firefox」「Brave」といったブラウザーでは採用されている。

 ただし、現時点ではこの機能は「Chrome Canary」でのみ利用可能である。Canaryは実験版で、頻繁に更新されるが、無料でダウンロードでき、通常版のChromeとほぼ同じように動作する。これまでChromeで縦型タブを使うにはサードパーティー製の拡張機能を利用する必要があった。

 縦型タブの使い方は簡単だ。最新のCanary版を使用している場合、ブラウザウィンドウ上部にあるタブストリップを右クリックし、「Show tabs to the side」を選択すると、縦に積み重なった新しいタブ表示が現れる。

 縦型タブの操作は従来の横型タブと同様である。一般的な評価として、多くのタブを開いて作業することが多い場合、縦に並べる方が見やすく、アクセスや管理が容易になるとされている。Chromeユーザーとして筆者はこれまで試したことがなかったが、実際に使ってみるとその魅力を理解できた。特にスプレッドシートやドキュメントを頻繁に利用する場合、画面の作業スペースが広がり、記事を読む際にもスクロールが減るという利点がある。

 この機能は現時点ではCanary版に限定だが、新機能のテスト環境であることを考えると、通常版に登場するのもそう遠くないだろう。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。