
自身の経験を語る松登繁隆さん=小松市立高で
日本中を旅し、世界97カ国を訪れた小松市立高校の非常勤講師松登(まつとう)繁隆さん(65)が、これまでの人生での出来事を語る講演会を同校で開いた。生徒や職員60人が松登さんのエピソードに耳を傾けた。
松登さんは、自身の高校時代を「夢、覇気がないだめな高校生だった」と振り返った。高校卒業後、親友の自死に傷つき「全ての人や故郷と縁を切ろう」と考え、日本中を周遊。東北地方に滞在中にソ連に関する新聞記事を読み、海外に興味を持つようになった。ソ連に留学へ行くために猛勉強し、大学に入学。ソ連留学を手始めに世界各地を旅するようになった。
自身の経験を踏まえ「人生の時間は二度と返ってこない。生きて、いろいろなことを学んでほしい」と話した。
講演会は5日にあり、図書室には松登さんが世界中を巡って集めたお土産品や砂漠の砂などが展示され、生徒らは展示品を見て回った。(山脇彩佳)
