台湾巡る日本の発言は衝撃的、一線を越えた=中国外相

中国の王毅共産党政治局員兼外相は23日に発表された声明で、日本の指導者が台湾への軍事介入を示唆する誤ったメッセージを公に発したことは「衝撃的だ」と述べた。9月日撮影(2025年 ロイター/Maxim Shemetov)

[香港 23日 ロイター] – 中国の王毅共産党政治局員兼外相は、日本の指導者が台湾への軍事介入を示唆する誤ったメッセージを公に発したことは「衝撃的だ」と述べ、日本は「踏み越えてはならない一線(レッドライン)」を越えたと主張した。外務省が23日、声明を発表した。

高市早苗首相の台湾有事を巡る発言に関して、日本が台湾への軍事介入を試みていると非難した。

日本の動きに対応して「中国は断固として反撃しなければならない。それは主権と領土の一体性を守るためだけでなく、血と犠牲を払って勝ち取った戦後の成果を守るためでもある」と強調した。

もし日本が「誤った道を歩み続け、この道を突き進む」のであれば、全ての国と人々には「日本の歴史的犯罪を再検証」し、「日本の軍国主義の復活を断固として阻止する」権利があると述べた。

中国の傅聡国連大使は21日、グテレス国連事務総長に書簡を送り、日本が台湾問題への「武力介入」を脅していると主張し、自国を守ると表明した。

台湾外交部(外務省)は23日、この書簡について声明で、「無礼で不合理な内容を含むだけでなく、歴史的事実を悪意をもってゆがめている」と非難した。さらに「国際関係における武力による威嚇または武力の行使を禁じる国連憲章第2条第4項に違反している」と指摘した。

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