
写真はメルセデス・ベンツの工場の生産ライン。ドイツ・ラシュタットで6月4日撮影。REUTERS/Christoph Steitz
[ベルリン 20日 ロイター] – 厳しい事業環境にあるドイツ自動車業界で雇用が落ち込んでいる。連邦統計庁が20日発表した9月末時点のデータでは、部品メーカーも含めた自動車業界の雇用者数は72万1400人で、2011年半ば(71万8000人)以来、最低となった。
製造業全体では約543万人で、前年同月比で12万0300人(2.2%)の減少だった。
「製造業界の長引く不況は、明らかに雇用動向に反映されている」とハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は述べた。
自動車産業は、ドイツ製造業で機械工学部門(約93万4200人)に次ぐ2番目の雇い手だが、米国の高関税措置、中国電気自動車(EV)メーカーの台頭、最近では半導体調達を巡る混乱にも苦しんでいる。
Ifo経済研究所が今月発表した調査では、自動車業界の10月の景況感はマイナス12.9で、9月のマイナス21.3ポイントから改善した。
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