
2025年9月28日、ハンガリーのエステルゴムで行われたマリア・ヴァレリア橋建設130周年記念式典で演説するスロバキアのフィツォ首相。REUTERS/Bernadett Szabo
[19日 ロイター] – スロバキアのフィツォ首相は19日、テレビ会見で、ロシア産ガスの供給を2028年に停止する欧州連合(EU)の計画を巡り、EUの提訴を検討していると明らかにした。
スロバキアとハンガリーは、ロシア産エネルギーを段階的に廃止するEUの計画に反発。代替品はコストが高く自国経済を損ねるとして、ロシア産ガスや石油に大きく依存している。
フィツォ氏は経済相や外務・欧州問題相、法相に対し、EUを提訴するための選択肢を分析するよう命じたと説明。「来週政府は文書を協議し、提訴の可能性を探る」と語った。
同氏は、欧州委員長が今年提示した供給不足や価格高騰に対する保証について、「全てはEUがいかにスロバキアに対し約束を果たすかにかかっている」と強調。EU域内のロシアの凍結資産を活用してウクライナに1400億ユーロ(約25兆円)融資するという欧州委の提案についても、法的に疑問点があり不透明だとして、反対する意向を示した。
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