<為替> ドルがユーロと円に対して上昇した。トレーダーらは、米政府機関閉鎖の影響で延期されていた経済指標の発表再開を控え、慎重な姿勢を示している。
政府閉鎖中に見送られていた一連の経済指標は今週から発表される予定。とりわけ市場は、20日に発表される9月の雇用統計に注目している。
円は対ドルで0.44%安の155.2円となった。内閣府が17日発表した2025年7─9月期の国内総生産(GDP)速報値で、物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)が6四半期ぶりのマイナス成長となったとの発表に対する反応は限定的だった。
円は対ドルで9カ月ぶりの安値付近で推移しており、市場では日本政府が為替介入に踏み切るのではないかという懸念が高まっている。
NY外為市場:
<債券> 国債利回りが小幅低下した。連邦政府機関閉鎖の影響で雇用統計など経済指標の発表が遅れている中、市場は米連邦準備理事会(FRB)が来月会合で利下げに踏み切るかどうかを見極めようとしている。
市場の注目が、20日に発表される9月の米雇用統計に集まる中、JPモルガンは報告書で、9月の雇用統計は5万人増になると予想。「これは労働需要の改善を示すが、FRBの追加利下げを支持するには十分だと考えている」と述べた。
10年債利回りは1.7bp低下の4.131%。
米金融・債券市場:
<株式> 大きく下落し、S&P総合500種(.SPX), opens new tabとナスダック総合(.IXIC), opens new tabが4月以来初めて主要なテクニカル指標を割り込んで取引を終えた。週内に発表される小売企業や半導体大手エヌビディアの四半期決算のほか、政府機関閉鎖で延期されていた9月の雇用統計に注目が集まっている。
午後の取引で下げが加速し、主要株価3指数が中期的なトレンド指標とされる50日移動平均線を軒並み下回った。
個別銘柄ではアルファベット(GOOGL.O), opens new tabが上昇し、過去最高値を更新した。米投資会社バークシャー・ハサウェイ(BRKa.N), opens new tabが9月末時点で約43億ドル相当のアルファベット株を保有していることが明らかになった。 もっと見る
米国株式市場:
<金先物> ドル高や米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げ期待の後退が重しとなり、3営業日続落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前週末比19.70ドル(0.48%)安の1オンス=4074.50ドル。
NY貴金属:
<米原油先物> 強弱材料が交錯してもみ合いとなった後、3営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前週末比0.18ドル(0.30%)安の1バレル=59.91ドル。1月物は0.09ドル安の59.86ドルだった。
NYMEXエネルギー:
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