アジア時間17日の取引で原油先物相場が下落している。黒海に面するロシアの主要港ノボロシースクが先週、ウクライナ軍の攻撃で一部損傷し操業停止となった後、活動再開の兆しが見られたことが背景。
北海ブレント原油先物は1バレル=64ドルを下回った。14日には2%強上昇して取引を終えていた。ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物も59ドル近辺まで下落している。
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16日にはノボロシースク港で2隻のタンカーが接岸しており、ターミナルでの操業再開を示す動きが確認された。さらに、ロイター通信は、原油の積み込み作業も再開されたと報じた。
ブレント原油先物1月限はシンガポール時間17日午後0時59分(日本時間同午後1時59分)時点、1%安の63.74ドル。WTI先物12月限は1%安の59.42ドルで取引された。
ザナリスツ創業者のムケシュ・サーデフ最高経営責任者(CEO)は、攻撃を受けたノボロシースク港について、「操業停止の長期化が予想されていた」と述べた上で、再開の兆しがあることは「弱気のシグナルだ」と語った。

原題:Oil Falls on Signs Russia’s Novorossiysk Port Resumes Operations(抜粋)
