公開日時 2025年11月14日 05:00
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岩手県警の出動式を終え、出発するクマ対策チームの隊員ら。警察官によるライフル銃でのクマの駆除が可能になった=13日午前、岩手県滝沢市
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琉球新報朝刊
警察官によるライフル銃を使用したクマの駆除が13日、可能となった。人的被害が深刻な秋田と岩手の両県警は出動式を実施。機動隊や県外から派遣された銃器対策部隊でつくるクマ対策チームが活動を始めた。両県ではそれぞれ、スナイパーら計8人が4人ずつ2班に分かれてクマの出没が相次ぐ地域で警戒に当たる。秋田県警の出動式では小林稔本部長が「県民の安全・安心を脅かす深刻な事態。市町村との連携を密にし活動してほしい」と訓示。岩手県滝沢市にある機動隊の隊舎前では、県警幹部が「期待と信頼に応える力強い警察を体現し、地域住民の安全確保を最優先としてほしい」と激励した。
両県警は地元猟友会からクマの特性や急所を学び、自治体判断による「緊急銃猟」が行われた現場を訪れるなど研修を重ねてきた。市街地にクマが出没し、緊急銃猟の対応が間に合わない時など、対策チームが警察官職務執行法に基づきライフル銃で駆除する。
岩手県警の増田武志本部長は13日、県庁を訪れ、駆除を担う部隊の運用などについて副知事や担当職員に説明した。
