ロシアの石油輸出収入、10月も減少=IEA

写真はロシアのオレンブルク州オルスク市内にある製油所。8月撮影。REUTERS

[モスクワ 13日 ロイター] – 国際エネルギー機関(IEA)は13日公表した月報で、ロシアの原油・石油製品の輸出収入が10月に再び減少したと指摘した。輸出量の減少と価格の低下が影響した。

ただ、ロシアの輸出はこれまでのところ持ちこたえているとしている。

IEAによると、10月のロシアの原油・石油製品の輸出収入は前年同月比23億ドル減の131億ドル。輸出量は前月比15万バレル減の日量740万バレル。9月の増加から再び減少に転じた。

IEAは「最近のウクライナによる精製・石油生産インフラへの攻撃は、原油輸出を日量11万バレル減らし、日量500万バレル強に落ち込ませる要因となった」と述べた。

石油製品の輸出も2カ月連続で減少し、日量4万バレル減の230万バレルとなった。これは2017年以来の低水準。

IEAによると、ガスコンデンセートを除くロシアの原油生産量は9月と変わらず日量928万バレルで、OPECプラスが定めた目標を日量2万バレル下回った。

米国は先月、ロシア最大手の石油会社ロスネフチとルクオイへの制裁を導入し、両社との取引停止期限を11月21日に設定した。

IEAは「ロシアの原油輸出は11月21日の期限が迫る中でおおむね持ちこたえているものの、最近のデータでは、一部の買い手が法令順守上の問題やその他の不透明要因を理由に積み荷を敬遠しており、原油の一部が海上で滞留し始めていることが示されている」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab