
オーストラリア保安情報機構(ASIO)のバージェス長官(写真)は12日、中国政府・軍のために活動するハッカーが豪州の通信ネットワークや重要インフラを調査していると述べ、破壊工作が実行された場合、経済が混乱する可能性があると警告した。シドニーで4日撮影(2025年 ロイター/Hollie Adams)
[シドニー 12日 ロイター] – オーストラリア保安情報機構(ASIO)のバージェス長官は12日、中国政府・軍のために活動するハッカーが豪州の通信ネットワークや重要インフラを調査していると述べ、破壊工作が実行された場合、経済が混乱する可能性があると警告した。
メルボルンで開催されたビジネス会議で、オーストラリアは昨年、スパイ行為によって125億豪ドル(81億ドル)の損害を被ったと推計され、その中には20億豪ドル相当の企業秘密・知的財産被害も含まれていると明らかにした。
中国のハッカー集団「ソルト・タイフーン」と「ボルト・タイフーン」の活動について説明。「中国情報機関・軍のために働く集団」と指摘し、サイバー空間での破壊工作の脅威を強調した。
バージェス氏は、広範囲に及ぶ通信の途絶が交通機関など地域社会に与える潜在的な影響について警告。選挙期間中にパニックを引き起こされることなども考えられると語った。
在オーストラリア中国大使館からは今のところコメントを得られていない。
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