ソフトバンクグループが出資するインドのアイウエア小売り大手レンズカート・ソリューションズは、ムンバイ市場での新規株式公開(IPO)初日に急落した。728億ルピー(約1260億円)を調達したこのIPOは、インドのスタートアップのバリュエーションを巡る議論をSNS上で巻き起こした。

  レンズカートの株価は10日の取引で一時12%安の355.70ルピーまで下げた。IPO価格は前会計年度利益の238倍で、機関投資家を中心に募集枠の28倍の応募を集めていた。

  ブルームバーグの集計によれば、この下落でレンズカートは今年インドで行われた同規模のIPOとして最悪の滑り出しとなる見通しだ。

  IPOのバリュエーションを巡る批判はここ数日SNS上で過熱し、DSPアセット・マネジャーズがレンズカートへの投資を弁護する事態となった。同社はレンズカートの事業を「強固で拡張性がある」と評しつつも、IPOは「割高」だと認めた。

  IPO後のレンズカートの時価総額は約7000億ルピーに達した。

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レンズカートの店舗(ムンバイ)

Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg

原題:Lenskart Tumbles in Mumbai Debut After $821 Million IPO (1)(抜粋)