
11月になり、具志頭のトレーニング場にも秋の風が吹き抜ける。そこでのゲーム中、静けさの中に一人の声が響く。
「もう少し前へ行こう。下がらない」。
その声の主は、ボランチ・平松昇だ。
今季チームの心臓部としてピッチに立ち続けてきた。守備の安定と攻撃の起点、その両方を求められる難しいポジションにおいて、平松の存在はチームのリズムを決定づけている。しかし彼は自身の成長を「まだ途中」と語る。その言葉には、結果に一喜一憂せず、自らを見つめ続ける選手の素顔があった。
(残り 1715文字/全文: 1953文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。


会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
