マレーシア首相、1.42億ドルの磁石工場でレアアース部門強化

 マレーシアのアンワル首相(写真)は、中部パハン州に6億リンギ(1億4200万ドル)を投じて建設されるスーパー磁石製造施設が同国のレアアース(希土類)部門の強化につながると述べた。国営ベルナマ通信が1日に報じた。クアラルンプールで10月代表撮影(2025年 ロイター)

[クアラルンプール 3日 ロイター] – マレーシアのアンワル首相は、中部パハン州に6億リンギ(1億4200万ドル)を投じて建設されるスーパー磁石製造施設が同国のレアアース(希土類)部門の強化につながると述べた。国営ベルナマ通信が1日に報じた。

オーストラリアのレアアース大手ライナス・レアアース(LYC.AX), opens new tabと韓国のJSリンク(127120.KQ), opens new tabは7月、パハン州クアンタン地区にあるライナスの先端材料工場の近くに、3000トンのネオジム磁石製造施設を開発する契約を締結した。

ベルナマ通信によると、アンワル氏はこのプロジェクトについて、レアアース加工に関わるため、マレーシアの貿易相が監視すると述べた。

同氏は「JSリンクはすでに土地を購入しており、操業開始を望んでいる。したがって、これはもはや覚書ではない」とし、「投資は実行され、土地も準備が整っている。あとはプロセスを加速させるだけだ」と語った。

また、この協力関係はマレーシアの先端素材やクリーンテクノロジー分野を強化し、同時に重要鉱物のサプライチェーン構築に向けた取り組みも支援するものだと指摘した。

政府の推計によると、マレーシアには約1610万トンのレアアース鉱床があるものの、採掘・加工技術が不足しており、同国はレアアース採掘・加工に向けて外国からの投資や技術共有の機会を求めている。

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