掲載日

2025年10月31日

スペインの素材リサイクルのスペシャリストRecoverは、スウェーデンの衣料大手H&Mと複数年契約を結び、同社のリサイクルコットン繊維「RCotton」を供給すると発表しました。

Recover

両社の協業は今回が初めてではありません。RecoverとH&Mはこれまでも、同社が開発した機械式リサイクルで再生したコットンを用いたコレクションを展開してきました。今回の新たな合意は、リサイクル素材の持続可能な調達をより重視した協業へと発展させるための基盤を築くものです。

「リサイクル素材やサステナブルに調達された素材の入手可能性と価格の手頃さを高めるため、私たちは革新的なソリューションやインフラに投資し、それらを大規模に検証・開発しています」と、H&Mの素材・コンポーネント担当責任者、ウルフ・クリグスマン氏は説明します。「Recoverの専門性と、商業規模でリサイクルコットンを供給してきた実績は、当社が2030年までにリサイクル素材または持続可能な供給源からの素材のみを使用するという目標を追求するうえで、同社を貴重なパートナーたらしめています。」

Recoverはすでに2022年初頭に、オランダの衣料品大手C&Aと同様の契約を締結していました。この4年間のパートナーシップはリサイクル素材の調達に関するものです。同社は英国のPrimarkとも協業しています。

RCottonに加え、Recoverはリサイクルポリエステルを最大40%含むリサイクルコットン「RMix」や、使用済みジーンズから再生した繊維「RDenim」も開発しています。さらに、色味の近い生地を反毛して得られる有色繊維「Recover One」も展開しています。

Recoverは、繊維から繊維へのリサイクルの専門企業(Circulose、Syre、Circ、Re&Up)が年初に立ち上げ、特に欧州の公的機関に声を届けることを目的とするロビー団体であるT2Tアライアンスに最近加入しました。