米メタ・プラットフォームズは29日、2026年の総経費が大幅に増加する見通しを示した。また、人工知能(AI)分野での取り組みを支えるため、データセンターなどへの設備投資を過去最高水準で継続する方針を明らかにした。発表を受け、株価は時間外取引で下落した。
同社がこの日発表した7-9月(第3四半期)決算は、純利益が27億1000万ドル(約4100億円)だった。これは、7月の税制改正に伴う一時的な非現金の税務費用159億ドルを含む。メタによると、この費用を除けば、純利益は19%増の186億ドルとなる見込みだった。
7-9月期売上高は512億ドルと、市場予想平均の496億ドルを上回った。
メタは広告事業の利益をAI分野投資の原資に充ててきた。AI投資が既にターゲット広告やコンテンツの向上に寄与していると主張しているが、広告収入が鈍化すれば、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の長期的なAI構想に対し投資家の熱意が冷める恐れがある。
ザッカーバーグ氏は、2030年までに数千億ドル規模のAI投資を行う方針の妥当性を成果で示すよう求められている。同社はAI向けでデータセンターを建設し、報酬の高い人材を採用する半面、一部でコスト抑制も進めている。先週にはAI部門「メタ・スーパーインテリジェンス・ラボ」(MSL)の効率化に向け600人を削減した。
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メタは、10-12月(第4四半期)売上高が560億-590億ドルになるとの見通しを示した。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は574億ドルだった。広告収入はメタの売上高全体の約98%を占める。
同社の支出拡大は続く見通しだ。メタは25年の設備投資を700億-720億ドルと見込み、従来見通し(660億-720億ドル)のレンジ下限を引き上げた。
同社の株価は引け後の時間外取引で一時約6.5%下落した。年初来ではこの日の通常取引終値までに28%上昇していた。
原題:Meta Projects Increasing Expenses, Takes One-Time Tax Charge (1)(抜粋)
(見通しや背景などを追加して更新します)
