中銀の独立性重要、米大統領の介入「前代未聞」=NZ中銀総裁

 10月29日 ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)のホークスビー総裁(写真)は29日、中銀の独立性が世界中で攻撃されていることは明白だとした上で、政策決定における中銀の独立性は依然として極めて重要との認識を示した。写真は5月28日、ニュージーランドの首都ウェリントンで撮影(2025年 ロイター/Lucy Craymer)

[ウェリントン 29日 ロイター] – ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)のホークスビー総裁は29日、中銀の独立性が世界中で攻撃されていることは明白だとした上で、政策決定における中銀の独立性は依然として極めて重要との認識を示した。オークランドで開催された中銀ワークショップで講演した。

10年前であれば、米国の大統領が金利政策の決定に公然と反対したり、連邦準備理事会(FRB)議長に罵声を浴びせたりすることは前代未聞だったが、今では当たり前のことになっていると指摘。

「世界の中銀が懸念しているのは、このようなことが国際的に常態化することだ」とした。

金融政策が最も効果的なのは、明確で透明性が高く測定可能な目標があり、かつ目標に高い信頼性があるときであり、政府にはその目標を設定する役割があると説明。

しかし、政府が目標を設定した後は「中銀がこれらの目標を追求するための完全な運営上の独立性を持っていること、またそう認識されていることが極めて重要だ」と述べた。

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