タイのシリキット王太后が93歳で死去、王室に華やかさ

戦後の王室に華やかさと優雅さをもたらし、晩年は政治に介入することもあったタイのシリキット王太后が93歳で死去した。写真は10月25日、バンコクのチュラロンコン王記念病院前で撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[バンコク 25日 ロイター] – 戦後の王室に華やかさと優雅さをもたらし、晩年は政治に介入することもあったタイのシリキット王太后が93歳で死去した。タイ王室が25日発表した。アヌティン首相は26日からマレーシアで始まる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議を欠席する。

現国王の母であるシリキット王太后は2012年に脳卒中で倒れて以来、表舞台から遠ざかっていた。

夫のプミポン前国王は1946年から70年間、タイで最も在位期間の長い君主だった。シリキット王太后は国王に連れ添い、慈善活動で国民の心をつかんできた。2人が外遊した際には、その優雅な姿とファッションセンスで世界のメディアを魅了した。

シリキット王太后はタイが絶対王政から立憲君主制に移行した1932年に生まれ、駐仏タイ大使の娘として裕福で特権的な生活を送った。パリで音楽と語学を学んでいた彼女は、若いころスイスに滞在していたプミポン前国王と出会った。シリキット王太后が17歳だった1950年、2人はタイで結婚した。

シリキット王太后には現国王である息子と3人の娘がいる。

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