米GM、米工場で減産延長 半導体不足の影響続く

米ゼネラル・モーターズ(GM)は24日、北米での生産縮小を延長すると発表した。世界的な半導体不足が理由(2021年 ロイター/Rebecca Cook )

[23日 ロイター] – カナダ政府は、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N), opens new tabと欧米自動車大手ステランティス(STLAM.MI), opens new tabについて、カナダでの生産を縮小していることを理由に対米報復関税の適用除外枠を大幅に削減した。

シャンパーニュ財務相とジョリー産業相が23日に発表した声明によると、枠はGMが24.2%、ステランティスは50%削減される。

カナダは4月、米国による関税への報復措置として、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に準拠しない米国からの輸入車両全てに25%の関税を課した。ただその後、カナダ国内で車両生産を続け、投資計画を完了する企業については、米国で組み立ててカナダに輸出する一定数の車両への適用を除外すると発表した。

カナダ政府は声明の中で、GMがオンタリオ州のオシャワ工場とインガソル工場の生産を縮小し、ステランティスがブランプトン組立工場の生産計画を中止したことを批判。

シャンパーニュ財務相は「これらの容認できない決定は、カナダとカナダ人労働者に対する法的義務に反している」とし、自動車部門を保護する政府の決意を改めて示した。

ステランティスはこのほど、「ジープ・コンパス」の生産をカナダのオンタリオ州から米国に移す計画を発表。GMは需要の弱さを理由に、オンタリオ州での電動バン「ブライトドロップ」の生産を停止していた。

GMとステランティスはロイターのコメント要請に即座に答えなかった。

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