
米グーグルは、量子コンピューターの実用化につながる新たなアルゴリズム「クオンタム・エコーズ(量子エコー)」を開発した。22日の英科学誌ネイチャーでその詳細を明らかにした。ロンドンで6月24日撮影(2025年 ロイター/Carlos Jasso)
[サンフランシスコ 22日 ロイター] – 米グーグルは、量子コンピューターの実用化につながる新たなアルゴリズム「クオンタム・エコーズ(量子エコー)」を開発した。22日の英科学誌ネイチャーでその詳細を明らかにした。
量子エコーは、グーグルが昨年公表した次世代量子チップ「ウィロー」上で動作し、従来の最も優秀なスーパーコンピューターに比べて計算速度が1万3000倍に達する。
将来的には、新薬発見や、新たな素材の特定に道を開く分子構造の解析に役立つ可能性を秘めている。
グーグル幹部の話では、量子エコーの開発は、「量子ビット」計算エラーの問題を克服したウィローの登場にほぼ匹敵するほどの進展だという。
またこの量子エコーは、他の量子コンピューターや実験を通じて検証が可能。つまり検証可能なデータは、実用化段階に到達できることを意味する。
量子エコーと人工知能(AI)の関係については、今のところAIモデル学習に最適なデータセットが存在しない生命科学分野への応用が期待される。
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