小中高の各カテゴリで沖縄県の頂点を決める第4回沖縄アリーナカップの最終日が19日、沖縄サントリーアリーナで行われ、中学校の部活動やBリーグユース、街クラブが垣根を越えて競い合う第6回県U15選手権大会兼Jr.ウインターカップ第6回全国U15選手権大会県予選会の男女決勝を行った。
男子は琉球ゴールデンキングスU15(以下、キングスU15)が北谷中学校に101ー36で圧勝して頂点。女子はG-styleがBEASTY CLUBに68ー45で勝利して優勝を飾った。
#18宮城昊河がけん引して“超高速バスケ”体現 男子・キングスU15

男子決勝はキングスU15がエースガードの#18宮城昊河がけん引する形で序盤から流れをつかむ。前線から激しいプレッシャーを仕掛け、速攻やドライブ、キックアウトからの3ポイントシュートで怒涛の攻めを見せ、チームが掲げる“超高速バスケ”を体現した。
ベンチに入ったメンバー全員で出場時間をシェアしながらプレーの強度を高く保ち、後半に入っても流れは変わらず。じわじわとリードを広げ、全員得点を記録して65点差で大勝した。
キングスU15はこれで6連覇を達成。宮城は「先輩たちがつくってきた歴史を崩さないように意識をしていて、連覇をできたのでうれしいです」と頬を緩めた。チームが掲げる「超高速バスケ」の出来については「50点」と辛口評価だが、「みんなが得点できたことは本当にうれしいです」と喜びを語った。

一つ前の代は今夏の「FIBA U16アジアカップ」で日本代表に選ばれた宮里俊佑と越圭司という二大エースを中心としたチームだったが、今の代は全員でスコアを狙うスタイルが定着しているという。
今年1月にあった前回のJr.ウインターカップは過去最高の準優勝を飾ったが、日本一にはあと一歩届かなかった。それを念頭に「リバウンドなど、まだ全国で通用しないところを一個一個修正していって、先輩たちが成し遂げられなかった優勝を達成したいです」と力を込めた。
#14又吉陽菜を中心に高いチーム力発揮 女子・G-style

女子決勝は序盤から接戦となったが、第2Q終盤にG-styleが前に出て、前半を32ー24で折り返した。後半に入ると、個々の能力で勝るG-styleが持ち味の速い展開に持ち込む。
身長170cmながらハンドラーを務める#14又吉陽菜がボールをプッシュし、速攻を仕掛ける。さらに得点力の高い#33ウェアーティアナ結愛がキックアウトからの3ポイントシュートを決めたり、#31仲間瑛美が体を張ったポストプレーやオフェンスリバウンドからゴール下シュートをねじ込んだりして、突き放した。
2023年4月にチームを立ち上げて以来、県大会での優勝は初めて。試合終了後、選手やコーチは満面の笑みを浮かべて優勝を喜んでいた。

佐久真和也コーチは「速い展開からハイスコアゲームにしようという話をしていましたが、前半は相手ディフェンスの頑張りでさせてもらえませんでした。後半はディフェンスで難しいシュートを打たせ、苦しかったら又吉とウェアーティアナを中心に攻めるという指示を出して、速攻に持ち込むことができました」と振り返った。
シュート、アシスト、リバウンド、ディフェンスと縦横無尽の活躍を見せた又吉も「失点しても速攻に持ち込むことができました」と速い展開を勝因に挙げた。個々の能力が高い一方で、チームとしては「5人でバスケをすること」を目指しているという。全国大会に向けては「サイズの大きな選手も多いので、それぞれのプレーがどこまで通用するか挑戦したいです」と力強く語った。
