京都市内の名建築を舞台に10月18日から11月9日まで開催される「LinkArchiScape──建築ツーリズムをつなぐ」は、文化庁が近年各地で開催されている建築祭の楽しみ方や意義・可能性を発信すべく、展覧会やトークイベント、アーティストとのコラボレーションなどを通じて、建築祭の輪をさらに広げていく今年初の建築イベントだ。京都府立陶板名画の庭では古舘健が、重信会館では鈴木崇ら5名のアーティストが出展、アーティストと建築が対話する空間を生み出す。

LinkArchiScape──建築ツーリズムをつなぐ
www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/joseishien/zenkoku_katsuyo/las

【光明院】苔が七色の表情を見せる禅寺で写真と詩と香とともに心に触れる京都 グルメ、ヴォーグジャパン

波心庭には三尊仏に見立てた三尊石が3組あり、釈迦三尊、阿弥陀三尊、薬師三尊を、白砂は大海を表す。

臨済宗大本山東福寺の塔頭である光明院は、「虹の苔寺」の異名を持つ。作庭家・重森三玲が心の動くさまを波に見立てて作り上げたという枯山水の庭園「波心庭」がみずみずしい苔をたたえ、季節ごとに多彩な表情を見せるのがその由縁だ。住職の藤田慶水の企画のもとあらゆるジャンルの展示が定期的に行われ、10月4日から19日には、森岡書店プロデュース「水織」展を開催。俳優の鶴田真由が波心庭に着想を得て写真と詩を展示し、調香師の沙里が香を設る。