米、アルゼンチンペソ直接購入 200億ドルの通貨スワップ合意=財務長官

ベセント米財務長官は9日、急落していたアルゼンチン通貨ペソを米政府が直接買い入れたほか、アルゼンチン中央銀行と200億ドルの通貨スワップの枠組みで合意したと明らかにした。2022年10月撮影(2025年 ロイター/Agustin Marcarian)

[9日 ロイター] – ベセント米財務長官は9日、急落していたアルゼンチン通貨ペソを米政府が直接買い入れたほか、アルゼンチン中央銀行と200億ドルの通貨スワップの枠組みで合意したと明らかにした。これを受けアルゼンチンペソ相場は急騰した。

ベセント氏は「アルゼンチンは深刻な流動性逼迫に直面している。国際通貨基金(IMF)を含む国際社会はアルゼンチンの財政運営を支援しているが、迅速に行動できるのは米国だけだ。その一環として、(米政府は)アルゼンチンペソを直接購入した」とXに投稿。「米財務省には、市場安定化のため必要なあらゆる異例の措置を直ちに講じる用意がある」とした。

ベセント氏は、アルゼンチンのカプト経済相との4日間の協議を終えてペソ購入などを発表。協議にはIMFも参加していた。IMFは4月、アルゼンチンに対する新たな200億ドルの融資枠を承認している。

米財務省報道官は、政府が購入したアルゼンチンペソの規模のほか、アルゼンチン中銀との通貨スワップの構造などの詳細は明らかにしていない。ベセント氏の発表について、IMF報道官からコメントは得られていない。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab