
LSEGの7日時点のデータによると、STOXX欧州600種指数構成企業の2025年7─9月期の利益予想は平均で前年同期比0.2%減となった。写真は2021年10月、独フランクフルトで撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[7日 ロイター] – LSEGの7日時点のデータによると、STOXX欧州600種指数(.STOXX), opens new tab構成企業の2025年7─9月期の利益予想は平均で前年同期比0.2%減となった。1週間前の0.6%減からはやや改善したものの、トランプ関税の影響で24年1─3月期以来の低水準となるもようだ。
ただ、トランプ米大統領が広範な関税措置を発表する前の予想(12.5%)からは大きく落ち込んでいる。7─9月期の売上高も0.3%の減少が見込まれている。
24年7─9月期は利益が前年同期比7.8%増、売上高は1.1%減。25年4─6月期の利益は4.0%増だった。
25年7─9月期の企業決算発表では、不安定な貿易環境の中での欧州企業の運営状況のほか、7月の米国と欧州連合(EU)による関税を巡る枠組み合意に伴う効果が示されるとみられる。
不動産セクターが5.6%増と最も高い利益の伸びが予想される一方、公益セクターは5.6%減になる見通し。6日には仏家電大手SEB(SEBF.PA), opens new tabが見通しを引き下げ、英自動車アストン・マーティン(AML.L), opens new tabも需要減退や米関税の影響で予想を上回る通期損失を警告したことから、両社の株価は急落した。
JPモルガンは同日、ユーロ圏における25年の利益水準は期待に届かないものの、26年には改善が見込まれるとして、ユーロ圏の見方を「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げている。
Expectations of Q3 2025 earnings year-on-year growth rate
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