米デル・テクノロジーズは、向こう2年間の売上高と利益の見通しをおよそ2倍に引き上げた。人工知能(AI)関連製品への需要を背景に、少なくとも2030会計年度までこうした高い収益見通しが維持できるとの見方を示した。これを受けて、同社の株価は上昇した。

  デルは「長期的な財務の枠組み」を公表し、今後4年間にわたり売上高が年率7-9%のペースで増加し、一部項目を除く1株当たり利益は15%以上の伸びになると予想。2023年時点では、売上高の伸び率が3-4%、調整後1株利益は8%以上と見積もっていた。

  同社は30会計年度までを対象とする新たな見通しを7日にニューヨークで開催する投資家向けイベントで発表する。ジェフ・クラーク最高執行責任者(COO)がイベントに先立ち、インタビューで明らかにした。

  「われわれは2年前、AI市場の大きさを完全に見誤っていた。市場は拡大する一方だ」とクラーク氏は述べた。

  デルの株価はニューヨーク時間7日午前9時30分現在、前日比5.2%高。同様の顧客層にAIサーバーを販売するスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)とヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)の株価も値上がり。

原題:Dell Hikes Estimates for Next Four Years on Strong AI Demand (2)(抜粋)