バルセロナのフリック監督(60)が今季のリーグ戦初黒星を喫した後、「対応策を見いださなかった」と前半のパフォーマンスの悪さを認めていた。

バルセロナは5日にアウェーで行われたスペインリーグ第8節でセビリアと対戦した。前半、相手に主導権を握られ、2点のリードを許す苦しい展開になるも、アディショナルタイムにラッシュフォードが1点を返し、1点差で前半を折り返した。

後半に入って流れを取り戻し、31分に同点のチャンスが訪れたが、レバンドフスキがPK失敗。その後、2点を奪われ、1-4の惨敗を喫し、公式戦2連敗となった。これによりレアル・マドリードに首位の座を譲り、2位に後退した。痛恨の敗北を喫した後、フリック監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙マルカが伝えた。

まずセビリア戦について、「前半はいい内容ではなかった。相手はアグレッシブで、マンツーマンで戦い、我々は対応策を見いださなかった。後半はうまく対応できたと思うし、私はその点と自分たちのプレーぶりを高く評価している。しかし、失点については話したくないし、言い訳したくない。このことから学び、自分たちの進むべき方向を見極める必要がある。そのことを選手たちに伝えたよ。2度とこのようなことが起こらないようにしなければいけないし、国王杯、スペインリーグ、欧州チャンピオンズリーグ(CL)など、すべてのタイトルを獲得するために戦わなければならない。我々は良いチームなので、結果はついてくる」と分析した。

懸念している点については「システムや構造の問題ではないと思う。前半は重大なミスを犯した。いろいろと話すことはできるが、前半のパフォーマンスは良くなかったし、後半は改善されたと思う。しかし、それはもう過去のことだ。この試合とパリ・サンジェルマン戦から学ばなければいけないし、そうするつもりだ。インターナショナルブレイク後、負傷中の選手たちが何人か復帰することを願っている。我々はクラブとサポーターのために戦っており、今日は誰もが不満を抱いている」と話した。

フリック監督はまた、バルセロナ監督就任後、最も厳しい敗戦かという質問を受け、「最も厳しかったのはミラノでの準決勝だ(※昨季の欧州CL準決勝第2戦インテル・ミラノ戦。3-4で敗れ、決勝進出できなかった)。今日は敗北を受け入れる必要がある。そして私は、ポジティブな姿勢を維持するつもりだ。特に前半うまくいかなかった点を変える必要がある。我々は多くのミスを犯し、ボールをコントロールできなかった。自分たちが示すべきレベルでのプレーができなかったんだ」と見解を述べていた。(高橋智行通信員)